ユニバーサルアナリティクスプロパティのみを設置する方法

ユニバーサルアナリティクスプロパティのみを設置する方法

GA4(Google Analytics 4 プロパティ)の設置方法は4つ

2020年10月末にリリースされた「GA4(Google Analytics 4 プロパティ)」ですが、設置方法は大きく分けて4つあります。

  • GA4とユニバーサルアナリティクスプロパティ(旧アナリティクス)を両方作成する方法
  • GA4のみを設置する方法
  • ユニバーサルアナリティクスプロパティ(旧アナリティクス)のみを設置する方法
  • GA4へのアップグレード(すでにユニバーサルアナリティクスプロパティが設置されている場合)

今回は、この中でも「ユニバーサルアナリティクスプロパティ(旧アナリティクス)のみを設置する方法」をご紹介します。

新規でプロパティを作成する際、GA4は不要という方はこちらを参考にしてください。
もちろん、あとからGA4 を設置(GA4へのアップグレード)が可能です。

ユニバーサルアナリティクスプロパティのみの作成手順

プロパティを新規作成

「プロパティを作成」をクリックして、新規のプロパティを作成します。

「プロパティを作成」をクリック
詳細オプションの設定

プロパティの設定画面で「詳細オプションを表示」クリックすると、「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」が現れるので、横のボタンをONに切り替えます。

この時、「詳細オプションを表示」せずに次に進むと、GA4のみのプロパティが出来上がってしまうので注意が必要です!

「詳細オプションを表示」クリック
「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」ボタンをONにする
ユニバーサルアナリティクスのプロパティのみを作成する設定

「ユニバーサルアナリティクスのプロパティのみを作成する」にチェックを入れます。 

この時、「GA4とユニバーサルアナリティクスプロパティを両方作成する」にチェックすることで、プロパティの両立も可能です。

ユニバーサルアナリティクスのプロパティのみを作成する
手順に従い設定を進める

以降、手順に従い設定を行っていくだけで、従来どおりのプロパティが作成されます。

設定を進める
グローバルサイトタグ(gtag.js)の設置

プロパティが出来上がると、グローバルサイトタグ(gtag.js)が取得できるので、これを<head>に追記すれば設定完了です!

グローバルサイトタグ(gtag.js)

設置の確認

上記設定ができていれば、リアルタイムの項目から計測が確認出来ます。

ユニバーサルアナリティクスプロパティのリアルタイム計測
ユニバーサルアナリティクスプロパティのリアルタイム計測

GA4の追加

必要に応じて、あとからGA4 を設置(GA4へのアップグレード)することも可能です。
GA4へのアップグレードについてはこちらをご覧ください。
GA4へのアップグレードGA4へのアップグレード

GA4へのアップグレードが完了後は、ストリームから「タグの接続」を行うことで、ユニバーサルアナリティクスプロパティでの計測も可能になります。

グローバルサイトタグ(gtag.js)の設置は、既にユニバーサルアナリティクスプロパティで行っているので不要です。
タグが接続されれば、なんの変更も必要ありません!

ストリームから「タグの接続」